【特集】クリスマスリースの意味と由来は?
こんにちは!フルール代官山店長の菅原です。毎年クリスマス気分を盛り上げてくれるクリスマスリース。本当は意味があることをご存知ですか?クリスマスリースの意味や由来を知ることでクリスマスリースを眺める度にクリスマス気分がさらに盛り上がるはず!そこでクリスマスリースの意味や由来をご紹介していきます。
クリスマスリースの由来・歴史で一番古いのは古代ローマ時代?
さまざまな説がありますが、1番古いものだと古代ローマ時代(今から2000年~1700年前)が発祥とされています。
リースは祭事や結婚式など、特別な行事の際の装飾用のリングのことをさすようで、男性は冠代わりにつけたりもしていたようです。
クリスマスリースの「リース」とは英語で「wreath」と書き「花輪、花冠、冠、輪状のもの」を意味します。威信の象徴として、花や枝、つる、月桂樹の葉などで作られることが多く、また、古代ローマ人は葬式の際に石棺にリースを飾ることが風習としてありよく飾られたようです。
キリスト教徒にローマの風習が広まったことと関連している?
今から約1700年ほど前に、ローマの皇帝がキリスト教を国教としたことから、キリスト教徒にローマの風習が広まったと言われています。もともとあったリースを飾るという文化とキリスト教の文化が混ざり、クリスマスでもリースが飾られるようになったという説があるそうです。
クリスマスリースの意味、日本の「しめ縄」のような役割に近い理由
リースの輪には、「永遠」という意味があります。はじめも終わりもなく「生命や幸福がいつまでも続くように」という願いが込められています。
またクリスマスのリースが緑色なのは、「農作物の繁栄」を願う言い伝えがあります。赤色の柊の実は「太陽の炎」。尖った葉やリボン・ベルなどは「魔除け」と意味が込められています。松ぼっくりや姫リンゴなども「収穫」「神への捧げもの」の象徴とされています。
他の説では、リースに使われている「モミの木」「柊の葉」は、キリストの被った茨の冠、「受難」を意味し、赤い実は「キリストが流した血」を意味します。リンゴや松ぼっくり・麦の穂など作物に関するものは「収穫」の象徴。とりわけリンゴは、寒い冬に保存ができ、栄養のある作物ということで、常緑樹につるして、神へのお供えとして使われていたようです。またリンゴはアダムとイブがエデンの園で食べたものとも言われているようです。
殺菌作用と抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾ることで、魔除けにしたり豊作を願って玄関を飾っていたとか。日本でいうところの「しめ縄」のような役割に近いのではないでしょうか。
装飾 | 意味 |
---|---|
クリスマスのリースの緑色 | 農作物の繁栄 |
赤色の柊の実 | 農太陽の炎 |
尖った葉やリボン・ベル | 魔除け |
松ぼっくりや姫リンゴ | 収穫・神への捧げ物の象徴 |
クリスマスカラー・リースの材料にも意味がある
赤と緑といえばクリスマスカラーの定番ですよね。この2色を見ると毎年クリスマスがやってきたなーと直感的に季節を感じるほど定着しています。そのクリスマスカラー、リースの材料にはそれぞれ意味があります。このカラーやリース材料の意味についても諸説ありますが、次のような言い伝えが多く見受けられました。
カラー・色 | 意味 | 材料 |
---|---|---|
赤 | キリストの血の色、愛と寛大さ | リボン、ヒイラギの実 |
緑 | 永遠の命、神の永遠の愛 | モミの木、マツ、ヒイラギなどの葉っぱ |
白 | 純潔、雪、純粋な心 | リボンやボール |
金、銀 | ベツレヘムの星=富や豊かさ | ベル、星など |
以上、「クリスマスリースの意味と由来は?」について掲載しました。フルール代官山では、クリスマスリースを毎年ご用意しています。アーティフィシャルフラワー(高品質造花)専門店が作るクリスマスリース、ご自宅用や大切な方へのプレゼント用にオススメです!
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投稿: フルール代官山
アーティフィシャルフラワー(高品質造花)通販販売の企画、宣伝、商品管理を担当。 「アーティフィシャルフラワーとは、生花をリアルに再現し、生花にはない美しさを表現し造られた花です。アーティフィシャルフラワーのある豊かな暮らしを様々なシチュエーションで多くの方々に知っていただく活動しています。」